福祉介護施設のご担当者様
施設健(検)診(高齢者施設、心身障害者施設等)
健診では、直接身体に触れることがありますので、ご了承ください。
利用者様・入居者様の胸部検診
【利用者様・入所者様の胸部検診】
特別養護老人ホーム等の施設で、ポータブルX線装置・胸部検診車(リフト車)による胸部X線撮影(結核健康診断)を行っております。
1.受診の際の注意事項
① 検診当日、体調の悪い方は検診を控えてください。
② 何らかの理由で、担当者の指示通りの体位を維持することが困難な方は検診をご遠慮いただくことがあります。又、検診ができても結果
が判定不能となる場合があります。そのため事前にご心配なことがある場合は必ず検診日までにご相談ください。また検診当日、診療
放射線技師が受診することが困難と判断した場合もご遠慮いただくことがあります。ご了承ください。
③ 検診を受診しやすい、着脱しやすい服(ワンピースなど上下つながっている衣服は避けてください)で受診してください。
④ ボタン、プラスチック・金属・ビニールのロゴのない無地の薄い服を着用し、ネックレス・ブラジャー(ブラトップ)、サロンパス、
エレキバン、湿布、カイロ等ははずしてください。
2.日程計画や実施に当たって、次のことにご注意ください
① 受診票がご自身でご記入できない場合は、施設の担当者や責任者等の方がご記入ください。
② 検診車の中に介助の方を1~2名お願いします。また検診車に入る前の車椅子の乗せ換えは施設の介助の方でお願いします。
③ 検診車の中に入る介助の方は、ポケット線量計を装着してください。
④ 介助者の方はスタッフへ受診票をお渡しください。
⑤ 胸部検診の1時間当たりの人数について
(立位の場合)
撮影技師1名で1時間に30名程度
(車椅子の場合)
高齢者施設:撮影技師1名で1時間に20名程度
心身障害者施設等:撮影技師1名で1時間に15名程度
(ポータブル撮影の場合)
撮影技師1名で1時間に25名程度
ただし、状況により撮影人数は異なりますのでご了承ください。
※1.スケジュールの計画は、例えば、高齢者施設で胸部検診を100名実施の場合
午前2時間半(9:00~11:30)と午後2時間半(13:30 ~16:00)を目安として時間割を設定してください。
時間については、要相談となりますので、必ず事前にご相談ください。
※2. 立位撮影の方と車椅子撮影の方の順序を分けていただくと時間が短縮できます。
ポータブル撮影について
① 2階以上で実施する場合は、エレベータが必要ですので、なるべく1階の1部屋をご準備ください。(エアーマットでは、原則撮影で
きません。)
② 撮影を確実に行なうため、条件に合ったベッドでない場合は乗せ替えていただくことがあります。
ベッドの条件:完全に平らになること、片側の柵が取り外しできること、硬さがあり凸凹がないこと。
撮影場所について:ポータブル装置が入るスペースの確保ができる場所であり受診者の頭上のスペースが確保できる場所であること。
③ 撮影場所は電源が近くにある場所が望ましいです。
④ 撮影場所は、できるだけ暗くなるようにしてください。
⑤ 撮影時には受診者の背中にカセッテ(厚さ2㎝弱の板状のもの)を入れますので、2名以上での介助をお願いします。また、カセッ
テが入るストレッチャーであれば撮影可能なので、可能かどうか撮影技師に相談してください
⑥ 状況により、技師の判断で撮影をお断りする場合があることをご了承ください。また、撮影できても判定不能となる場合があることも
ご了承ください。
ポータブルX線装置
この機材は、軽量・小型で室内での撮影が可能です。 車椅子のまま、またはベッド上で撮影できます。
レントゲン車(リフト車)
胸部検診車にリフトが装備されているので、車椅子の方もそのまま車内での撮影が可能です。
検診車
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マンモグラフィ検診車
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胃部X線検診車
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子宮がん検診車
当センターでは、特別養護老人ホーム等での利用者様、職員様の健診車による
健康診断も行っております。お気軽にお問い合わせください。
公益財団法人 三重県健康管理事業センター
平日 8:30~17:15 TEL 059-228-4502